ぷよぷよで大連鎖を覚えたら対戦でも大連鎖を狙いに行くと思います。
しかし、互いに近い実力者同士の対戦では大連鎖(本線とも言う、以下本線)を先に打つと不利になりやすいことを覚えておく必要があります。
本記事では以下項目について書いていきます。
- 先打ちはなぜ不利になりやすい?
- 先打ちしない方法
- 先打ちしてもいいパターン
また、ぷよぷよの対戦動画などで以下の疑問を持っている方にも役に立つ内容になっていますので、良かったらザっと読んでみてください。
- 催促ってなに?
- 対応ってなに?
- 副砲ってなに?
などなど
先打ちはなぜ不利になりやすい?
理由はいたってシンプルで、自分の連鎖モーション中は相手の自由時間であるというものです。
つまり、自分の連鎖が発動している時間に相手は連鎖を自由に伸ばし放題なわけです。
そのため、ぷよぷよ対戦では先に相手に本線を打たせて勝つことがセオリーとされています。
百聞は一見にしかずということで、以下の動画を見てもらえるとよくわかります。
動画では1Pが先に小さい連鎖(2連鎖)を打って相手に本線を発火させることで、自分の連鎖を作る時間を稼ぎ、勝利につなげています。
上記のテクニックを「相手に本線を打たせることを催促する」という意味で、通称「催促」と呼んでいます。
中級者以上の対戦にもなると、対戦中に催促という名の小連鎖が飛び交うような対戦がメインになっていきます。
先打ちしない方法
では、先打ちしないで済む方法は何か?
それはズバリ!
先に打たせる or 対応するです!
先に打たせることに関しては、催促というテクニックがあることを上で書いたので割愛します。
もう一つは催促に対して対応するという方法があります。
具体的にはには主に副砲を準備する、もしくはキーぷよをあえて外して短い連鎖で終わるように工夫するといった方法です。
例えば、こんな感じでうまく対応できれば、有利になります。
ちなみに先打ちした場合は、セカンドではね返すしか道はありません!
ですので、先打ちした場合は、全力でセカンドを組みましょう!
ちなみに、セカンドではね返して勝つことも十分可能ですので、諦めずに組みましょう!
セカンドで勝利する例としてこちらも動画を載せておきます。
先打ちしてもいいパターン
先打ちは必ずしも不利になるとは限りません!
では、そのようなときに先打ちしてもいいのか?
それは、例えば以下のような場合です。
- 連鎖力に相手と大きな差がある
- 相手の本線が明らかにつながっていない
- 自分の火力に自信がある
連鎖力に相手と大きな差がある
単純ですが、連鎖力(具体的には組める連鎖数と組むスピード)が相手に勝っている場合、先打ちも十分有効です!
例えば、相手が放っておいても8~10連鎖程度しか組めない、一方で自分は10~12連鎖組める場合は変に催促などは打たずに、大連鎖勝負に持ち込み、場合によっては先に打ってしまう方が勝率は高いです。
また連鎖を組むスピードで圧倒的に勝っているのであれば、本線即打ちでアッサリ勝ってしまった方が良いです。
自分の連鎖中に相手が連鎖を伸ばしてしまうのではないか?
という不安はありますが、8~10連鎖程度がやっと組めるレベルでは相手の連鎖中におけるプレッシャーの中で連鎖を伸ばすのは至難の業です。
あせって連鎖を伸ばせなかったり、暴発などのミスをやらかします。
そのため、早めに連鎖を打ってしまった方が勝率は高いと考えられます。
(この辺はあくまで僕の考えです。)
相手の本線が明らかにつながっていない
相手の本線がつながっていない、つなげるのが難しい場合も、即本線でOKです。
例えばこのようなときは即本線が有利です。
相手の本線がつながっているかどうかがわかるレベルの凝視は身に付けておきたいところです。
(それがマジでむずかしい!!っていうのは承知してます!)
自分の火力に自信がある
自分の飽和連鎖数(フィールドを極限まで使って組める連鎖数)まで組めた場合は、発火してもOKだと思っています。
連鎖を限界まで組み切ったのに、下手に催促なんかを打ってフィールドをグチャグチャにするのは良くありません。
そこは遠慮なく発火しましょう!
飽和連鎖数打っても全然勝てない場合は、明らかに相手との実力差があるためその場合は、まず飽和連鎖数を伸ばす練習をやりましょう!
組むスピードを高める練習はその次になります。
(まずは連鎖を組めるかどうかが重要なので!)
ちなみにプロの試合では、およそ10万点(15連鎖)が境界線になります。
一般的に10万点あれば先打ちしても勝率は十分あるとされています。
(確かに、プロの大会でも10万点以上出る試合はなかなかありませんね。)
まとめ
ぷよぷよ対戦の心得として、「先打ち本線は不利になりやすい」という意識を持っておきたい!
ということで先打ちしない方法、先打ちしてもいいパターンについて解説しました。
以下にまとめます。
本線先打ちに対する考え方
- 相手に先打ちさせてその間に本線を伸ばすのがセオリー
- 相手に先打ちさせるテクニックが「催促」
- 先打ちしたくないなら「副砲」を準備して「催促」に対応する
本線先打ちしてもOKなパターン
- 連鎖力で圧倒できているなら先打ちOK!
- 相手の本線が明らかにつながっていない&つなげるのが困難な場合は先打ちOK!
- 自分の飽和連鎖数まで組めたら先打ちOK!
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